いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

卸売市場

先週、病院で体重を測ったら、2週間で2kgほど増えていた。伊豆に自転車を運んで、それまで徒歩で行ったり来たりしていた距離を自転車にした分が、体重増加となって現れたようだ。昨夜も些か飲み過ぎたし、実際に身体も重く感じられたので、朝食を摂った後、近くの中央卸売市場まで散歩に出かけた。卸売市場は一昨年の学園祭でやった駄菓子屋の仕入れに使って以来だから、かれこれ1年半ぶりになる。時計は7時半を過ぎたあたりだったが、だいぶ人が出て賑わっていた。鮮魚店では生きのいい魚が氷でガンガンに冷やされている。1尾でトロ箱を占領しているマダイに1,800円の値札が乗っている。安い。底の深い箱で元気よくくねっているのはウナギだ。顔を近づけて箱の中を覗き込んだら、俄然くねりが激しくなった。ちゃんと人の気配を感じるのだ。野菜も安い。大玉のレタスが1個100円。大根も100円。キャベツが75円。朝取れなのだろう。どれもどれも新鮮な瑞々しさで、握ったら汁がぽたぽた落ちてきそうだった。歩きじゃなかったら、2つ3つ買っていたかもしれない。市場の奥の一角で長い列を作っている場所があった。近寄ってみると、みんな殺気立って冷凍の魚肉をビニール袋に詰め込んでいる。列のゴール地点にレジ袋を持った店員が立っていて、そこで会計をするらしい。1袋詰め放題で400円。レジ袋を用意してくれるんだったら歩いて持ち帰れると思い、私も列の尻尾に並んだ。サバ、イカ、タチウオ、サケのハラス、カマ、ブリと箱が並べられてある。私はサバとタチウオを主に詰めた。隣の人は袋の口から肉片が遥かはみ出しているにも関わらず、さらにその上に重ね盛りしようとしている。いくら詰め放題とはいえ、それ、積載量オーバーでしょう。食欲はかくも貪欲梅雨晴間(あ)

f:id:jijiro:20130601080249j:plain