いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

縞ホッケ

玉砂利を敷いた廊下の坪庭の壁を簀板で覆った。最初は普通のベニヤ板でいいかなと思っていたが、もう少し気の利いた雰囲気が欲しいということで、何かの足しになるだろうと以前買っておいた押入れ用の簀を引っ張り出してきた。本体を解体し、板を並べていく。檜を使っているとの売り文句だったが、どうしたってこれはバルサ材だろうと思われるくらい軽いものだった。まあ、用途は壁板だし、納得の廉価品だったので不満はない。逆に鋸で簡単に切れる分、加工しやすかった。

晩ご飯のおかずに、というか酒の肴に縞ホッケを囲炉裏で焼いた。バーベキュー用の串を2本刺し、金網を斜めに灰に押し込んで、串を支えるようにする。この、餅焼き用の金網の目を串の支えとして使うのが味噌。で、焼き具合はというと、これがなかなか良い。焦げ目は付かず、じゅわじゅわっと油汁が出てきても炭火に垂れ落ちないから煙も出ない。焼き上がるのに多少の時間がかかるが、それも火加減を見ながら酒をちびちび楽しむ時間とみればよい。こういう、ゆったり流れる時間を楽しむようでなければいけません。アメリカ産だろうが焼けば縞ホッケ(あ)

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