いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

青嵐父娘無言の夕餉かな(あ)

夕方、6時近くに娘が孫を連れてやって来た。もともと今日の5月4日は、孫たちはママのバスケット仲間の家族と信州へ一泊キャンプに行く予定だった。それがドタキャンとなり、どうする? と子どもたちに訊いたら、孫娘が「伊豆へ行きたい」と言ったので、その…

教へ子の旅行写真や麦の秋(あ)

【写真】コンロの台と電気フライヤー。ガスホースが露わだと見た目も落ち着かないので、台でホースを隠すことにした。昨日、ホームセンターにホースを買いに行ったら、IHクッキングヒーターの台(1,980円)があって、それにヒントを得た。なるほど、台を作っ…

鋳コンロの炎ちろちろ五月来る(あ)

【写真】ガスコンロ。カミさんの許可を得て購入。これまで使っていたガスコンロは左側の火皿から火が出なくなり、グリルも前から使えなくなっていた。カミさんも、先日孫を連れて来た時、「こりゃコンロを換えなきゃダメだわ」と口にしていたこともあって購…

松が枝の上なる川や風薫る(あ)

【写真】標高60mの水晶山。水晶苑の帰りに登ってみた。期待どおりの狩野川の眺め。展望台は柱状節理の玄武岩を並べてできていた。「神武天皇遥拝所」の石碑も。中腹から見た城山と大仁の町並み。松の木々から漏れ見えるのは空、ではなく狩野川。iPhoneを下に…

天空を右に左にハンモック

午前9時半に孫を連れて湯ヶ島まで水を汲みに行く。途中、孫娘がトイレに行きたいと言い出したので、いちばん近いコンビニに立ち寄る。そうしたら、そのコンビニの隣で朝市をやっていて、そういうのが大好きなカミさんは「あたしはここで野菜を見ているから、…

孫と掘る筍飯を孫と食む

孫が伊豆へやって来た。前回来たのが2週間前。一年とか半年とかだったら、おおよく来たなあと喜びもしようが、2週間くらいの間隔だと、正直言ってまたかよという気になる。これが来月6日にまた来るというのだから、やれやれである。私は伊豆で孫の到着を待つ…

春尽きて伊豆の山みな近くなる

午前は、病院の定期検診。血圧は正常、体重は前回より約1kg減った。やはり、おやつを食べなくなった分が減じたということだろう。HbA1cは前回測ったデータを確認しただけで、今回は測定しなかった。基準値をややオーバーしているものの数値は安定していて、C…

行く春や鏡に残す背中傷

【写真】旧紙幣と旧硬貨。引越荷物を整理していたら、やっと出てきました。旧紙幣だけだと思っていたら、穴の空いてない50円玉と5円玉も混ざっていた。あと、東京オリンピック(昭和39年)と沖縄返還(昭和47年)の記念硬貨も。中学生の頃まで記念切手に凝っ…

引越の荷の片付きて朝寝かな

今日は引越に使ったダンボールをごみ収集所へ出した。50箱分はあっただろうか。これをバイクで6往復して運んだ。それでごみ収集所の金網小屋は私の出したダンボールだけで粗方いっぱいになってしまった。まだ衣類のダンボールが残っているが、衣類の整理はカ…

春風や湯上がり嫗背を伸ばし

【大仁・水晶苑】13:46〜14:43(1→2人)伊豆の国市民になったら、まず行ってみたいと思っていたのが、ここ。60歳以上の市民なら150円で温泉入浴ができる。場所は一二三荘横の踏切を渡って左折し、100mほど奥へ入ったところにある。単に温泉に浸かるだけなら…

我睨み恋の仇か猫の妻

ダンボールと衣装ケースに入った洋服をタンスに仕舞おうと思った。これが済めば引越荷物の整理は完了する。洋服を仕舞うに当たっては、まずはタンスに蝶番を取り付けなくてはいけない。蝶番は観音開きの扉に計6個取り付けられてあったのが、藤沢での家具搬出…

仕舞ひきれぬ思ひ出躑躅花車

引越の荷物整理は2階和室のダンボールがほぼ片付いた。あとは洋服と和服をタンスに整頓すれば引越の荷物整理は完了となる。和服というのは亡父が着ていたもので、年を取ったらいつか着る日が来るだろうかと、青森の実家を解体する時に南部鉄瓶とともに譲り受…

春愁や思ひ出の品それもこれも

引越荷物を整理していたら、今日はこんなのが出てきた。5インチのフロッピーディスクと夏目漱石の千円札である。現在の千円札に描かれているのは野口英世だが、その前は夏目漱石だった(昭和59年〜平成19年)。図柄がほとんど同じだから最初は旧札だと気づか…

雉鳴いて川二筋に分かれけり

午後、引越の荷物整理に倦んで散歩に出た。乳白色の雲が空を覆い、あいにく富士山は見えなかったが、暑くもなく寒くもなく、川風が爽やかで心地よかった。家から坂を下って伊豆箱根鉄道の踏切を渡り、下田街道を横切って狩野川土手に出る。そこから土手を下…

五年後も二十年後も八重桜

今日木曜はプラごみの日。引越の荷物整理で出たプラごみをまとめたら30L袋で4袋になった。未整理の箱がまだ5箱ほどあるから、同量のプラごみがこれからも出る予定。プラごみを捨ててそのまま伊豆長岡の銀行へ向かう。今回カミさんが伊豆へ来た二つ目の理由は…

春塵に押されいで湯の警察署

2階で引越荷物の整理をしていたら、1階のラジカセの音がプツンと止んだ。荷物整理はラジカセでNHK・FMを聴きながらやっている。音が2階まで十分届くようにボリュームを高めにして聴いている。番組は「歌謡スクランブル」の時間だったから午後1時を過ぎたとこ…

春雷は狩野川取水口開けず

倍に増えた鍋類をどこに仕舞おうかと考えて、コンロの上に棚を作ることを思いついた。ついでに長男が使っていた調理器具を棚にぶら下げた。棚の板はラワン材で、前のオーナーが戸棚にしていたのを解体してキッチンカウンターの便利棚として使っていた。藤沢…

妻若き写真はらりと八重桜

引越のダンボールの中身は今日で全部目を通した。荷物を整理するのにあと一ヶ月はかかると読んでいたが、ざっと見て、今週末までに整理ができそうな気がしてきた。まず車庫の薪を全部撤去し、台所と8畳洋室とに挟まれた隙間に積み直す。既にここには洋室の明…

子ら遊び来てふうわりと八重桜

孫を連れて沼津・内浦漁港の朝市に出かける。今日の日曜は港で朝市をやっているからちょっと覗いてみるかとカミさんに言い孫にも言う。下の孫娘が「おもちゃ、売ってる?」と訊くから、「おもちゃは売ってない、お菓子も売ってない、売ってるのはお魚とか野…

花筵孫に気兼ねの言葉尻

昨日(4/14)の夜、孫が伊豆にやって来た。孫が伊豆に来るのは去年8月の狩野川花火大会以来だから8ヶ月ぶりになる。カミさんは横須賀から小田原まで孫を迎えに行き、夜の箱根を越えてやって来た。私も小田原まで迎えに行くつもりでいたが、腰の痛みが退かず歩…

思ひ出の濃き一葉や春の昼

【写真】テレビに出た習字作品。 引越荷物を整理していたら、なんとも懐かしいものが出てきた。私が小学校3年生の時に学校で書いた習字である。 大きさはハガキの長辺を1cmほど切った大きさで、グレーの背景に白で私の名前が横に添えられてある。何気なく指…

返照を枝垂れ桜の流れ落つ

【写真】大仁・龍源院の枝垂れ桜。この枝垂れ桜は樹齢が約80年だそうだ。見た感じは100年以上経っていそうだが、昭和生まれだったとはちょっと意外です。大きく開く傘のような枝ぶりと、滝のようなしだれ具合が見事で、カメラマンにも人気なのだとか。あやめ…

引越の荷の山のまま四月半

腰を痛めてから今日で4日目。昨日に比べて少し痛みが退いた。敷布団を押入れに仕舞えるくらいになった。そうなると修繕魂がまたムラムラと沸き起こって、まだ腰がシャキッと伸び切らないというのに、2階洋服タンス脇のスペースの上に、別の洋服タンスのパー…

箒手に挨拶の声新社員

今日は朝からずっと雨が降り続いた。 腰の痛みは依然として退かず、それでも引越の後片付けをなんとかしなければという思いもあって、ダンボールを一箱ずつ開けて中身を確かめて行く。 ダンボール箱は私が梱包したのはほんのわずかで、ほとんどはカミさんが…

花冷えや水槽の稚魚名はなんと

腰の痛みが退かない。どうもこうも痛くてたまらない。朝は敷いた布団を押入れにしまえず、カミさんにしまってもらった。カミさんは「お医者さんに行ったら?」と言うが、しばらくすれば自然と痛みが引いてくることは分かっているし、歩けないほど重症ではな…

桜満ち溢れ乙女ら声溢れ

カミさんが昨日、伊豆にやって来た。もともと今週土曜は伊豆へ来るようなことを言っていたのだが、週の半ばに兄から母(94歳)が風邪で入院したとの知らせがあり、(母は高齢だし)もしものことを考えて伊豆へ行くのを取りやめることにしたという連絡を受けて…

雨含み枝垂れ桜のより低く

腰を痛めてしまった。一昨日、車庫にメタルラックで棚を作り、比較的重い荷物を運んだり、薪を積み直したりしていて痛めたらしい。一昨日、昨日と痛みは全く感じなかったが、今日になって痛み出した。これからしばらく引越荷物の整理に当たらなければいけな…

春風や自転車似合ふ街そよぐ

伊豆から茅ヶ崎の歯医者へ向かう。これまで茅ヶ崎の歯医者の予約は大抵月末の金曜に入れていた。平塚「海楽人」での月例呑み会が月末金曜だから、それに合わせてそうしている。そして、呑んだ後は藤沢のマンションに帰っていた。しかし、先月末は引越しでば…

先端の空を見つけて花木通

【あやめ湯】17:50〜18:37(5→3人)風呂場に下りたら米朝氏が湯舟の縁に腰掛けていた。洗い場には背中向きでスキンヘッド氏と元饅頭氏の姿がある。風呂場にこんばんはの挨拶をしたら米朝氏が「仕事、首になったら」と言う。私が4月から無職になることは先月の…

無職にて候独り花見かな

これまで朝4時にセットしていたアラームを切った。無職の生活にアラームは要らない。これからはウグイスのさえずる声で目覚めるようにしようと思った。何ものにも縛られない生活はいいもんだ。そういう生活ができたらいいとずっと憧れてきて、ようやくその環…

ひたひたと春の波寄せ齢また

今日、4月4日は私の誕生日。64歳になった。あと6年生きたら古稀ですよ。全く実感が湧きません。これまで私の誕生日のことなど一切口にしたことのないカミさんが、「あれ、今日はお父さん(カミさんは私のことをそう呼ぶ)の誕生日だ」と口にしたものだ。口に…

入日差すコアラの園の桜守

朝いちばんの上り始発で横須賀へ向かう。田京駅で切符を買う時、さすがに京浜急行追浜駅(カミさんの実家の最寄り駅)までは買えないだろう横浜駅まで買っておくか、と思って行き先ボタンにタッチしようとしたら、戸塚駅より先の駅が表示されない。これまで辻…

春愁やメタルラックの錆の痕

4月に入り、伊豆での新たなカントリーライフがスタートした。これまで伊豆と藤沢とを行ったり来たりしていたライフスタイルも、藤沢のマンションを売り払ったことで、伊豆オンリーになった。いずれそうなるだろうという方向に進んでいる。ただ、カミさんは今…

五年目のブログ記念日四月馬鹿

2013(平成25)年4月1日にスタートしたブログ「いずぃなり」も5年目に入った。毎日書いてきて今日で通算1,462ページ目。こうして数字だけ取り上げてみると結構すごいと思うが、中身を見たら大したことはない。読んでも何の得にもならないことをだらだらと書…

ひととせの感慨もなく花の雨

放課後児童教室(学童)の仕事もとうとう今日が最終日となった。一年間、間違って女性専用車両に乗り込んだような居心地の悪さに耐えながら、我ながらよく頑張ったと思う。親御さんが迎えに来るまで子どもを安全に過ごさせることが第一の仕事だった。だから…

三月尽悲喜交交の栗焼酎

今日は放課後児童教室の「お別れ会」。小学校の離任式に合わせての実施。子どもたちにとってやはりメインは当然小学校で、児童教室は付録という感覚を持つのはやむを得ない。今は春休みの小学生も、今日は離任式に参加するために登校する。いつもよりやや遅…

学童を顧みすれば蕗の薹

明日30日(木)は放課後児童教室の「お別れ会」。「お別れ会」で話す挨拶を考えなくてはいけない。数日前から何を話そうか考えているが、うまくまとまらない。そこで、頭を整理するために、ここで明日話すことをまとめてみることにした。「先生は一年前にこ…

土佐水木餅搗く人と息の合ふ

このところ、ばたばたと慌ただしい日々を過ごしている。その慌ただしさも昨日のマンション引渡手続きの完了でひとまず落ち着いた。今週を乗り切れば、4月からはいよいよ悠々自適の生活に入る。生活リズムがどんなふうに変化するかは分からないが、基本的には…

花冷えや住み慣れし家の鍵の穴

今日はマンションの鍵を買主に引き渡す日。引き渡しは午前9時に横浜で行う。9時に横浜に着くには少なくとも8時には藤沢のマンションを出なければ間に合わない。それで、マンションを出るまでの間に照明器具もカーテンレールも表札も最後の布団も絨毯(引越に…

草餅を食む僚の口我の口

「いずぃなり」の会の二日目は餅搗きと決まっている。去年からそう決めた。最初の2年こそ2日目の朝は手作りのいなり寿司がお膳に並び、この会を象徴するものとして私のブログのタイトルにも使わせてもらっているのだが、3年目にいなり寿司担当の人が参加でき…

花李思ひ出尽きぬ僚ありて

今日は「いずぃなり」の会のメンバーが集まる日。この集まりは、退職した2012年3月から始めて今年で5回目になる。今回は先週の引越の荷物が片付いていない中で行われた。泊まってもらうにも布団を敷く場所がない。みんなが集まる今日までになんとかしなけれ…

春郊に遊ぶ名残の列緩し

深夜にW杯サッカーアジア2次予選の日本対UAE戦をテレビ観戦した。 久保の先取点もすばらしかったが、その後のピンチを防いだGK川島の好セーブの方がもっと素晴らしかった。あそこでゴールを決められていたら試合はどうひっくり返るか分からないところだった…

鬼ごっこ放たれし子ら春の野に

今日は午前9時半出勤(午後6時半までの9時間勤務)。館外活動で、放課後児童教室の子どもたちを狩野川リバーサイドパークまで連れて行く。リバーサイドパークまでは子どもの足で約30分。ここは2年前に、孫を連れて行ったことがある。ロープトランポリン、アス…

仲春の雲を低めて里眠る

今日は朝いちばんで伊豆から藤沢へ向かう。銀行でローンを繰り上げ返済し、抵当権抹消の手続きをするためである。田京駅発5時39分の一番電車に乗ると藤沢駅には7時35分に着く。確定申告の朝は電車に10分ほどの後れがあったが、今回は順調に時間通りに着いた…

今日ありて春の寒緋の咲くところ

とりあえず19日、20日の引越は無事終了。鍵の引き渡しは27日だから、あと一週間は部屋を使用することはできる。で、カミさんはそこから仕事に出かけると言うから、ひとまず電気、ガス、水道は一週間分使えるようにしてある。27日以降は横須賀の実家(現在、長…

辛夷咲く終の住処や伊豆の坂

引越二日目。辻堂駅午前6時12分発の沼津行きに乗って伊豆へ移動。いつもの電車である。連休で混雑を予想したが、連休最終日だからか意外に空いていて、なんと辻堂駅で座れた。この電車に乗ると田京駅には7時59分に着く。墓地の脇に真っ赤な寒緋桜が咲き、小…

家具退けば畳の青き弥生かな

引越一日目。引越業者「勉強しまっせ」は、午後3時半少し前にやって来た。予定では3時から作業開始になっていたが、渋滞に巻き込まれて到着が遅れるとの連絡を受けていた。まず代表者一人が家にやって来て、運ぶもの運ばないもののチェックをし、運ばないも…

木蓮や旧東海道の蔵白く

明日が引越日だというのに、梱包がまだ終わらない。私のガラクタもさることながら、息子二人が残していったガラクタも相当なものである。パソコン、プリンター、シュレッダーなどなど、こんなもの伊豆へ持っていっても絶対使わないよなと思えるものまで梱包…

春昼や読めぬ石碑の古戦場

今日と明日は仕事が休み。この休みを利用して引越し準備を整え、19日(日)に搬出し、20日(月)に伊豆で到着を待つ。いよいよこの日がやってきた感頻りです。今日は朝いちばんで藤沢に戻り、カミさんからキャッシュカードと記帳のための通帳を預かって銀行…

自己愛のまたそれもよし春の庭

来年度のスタッフの10人目は、山の奥の別荘地から通う人だという。そこは伊豆スカイラインのほど近くで、冬は雪が降るところである。車はチェーンを巻かないと走れないところである。その人には小学生のお子さんがいて、学区の小学校までは到底歩いて通えな…