いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

めいめいの向きを定めて瓜の花(あ)

音楽の授業で合唱の練習が始まった。我が学級の子たちはそれぞれ親クラスの音楽の授業に出向き、合唱コンクールに向けて練習を積む。私はその子たちに同伴する。 我が学級の子たちは4人いるから、私はその子たちと一緒に合唱曲を4曲練習できる。 今日のクラ…

充実の余生ありあり日日草(あ)

昨日(7/12)の陸奥新報コラム「冬夏言」を読んで考えさせられた。 コラムは、熊本県を流れる球磨川が記録的な豪雨で氾濫し、多くの住民が犠牲者となったことに触れ、かつて国土交通省がこの川にダム建設を計画したものの、関係自治体の猛反対を食らい計画が止…

毒蛇も身を干すとかや梅雨晴れ間(あ)

今年度地区清掃の2回目。 1回目は集合時間を間違えて、のこのこ8時に行って顰蹙を買った。それで今回は区長から7時集合と念を押され、朝食をホットサンドで済ませて公民館へ急ぐ。 7時少し前に公民館へ行ったら、すでに区長と副区長が来ていて、清掃道具の準…

蔵たたぬまま五十年こがね虫(あ)

【今日の一枚】コガネムシ(黄金虫)。 庭のブルーベリーの葉にしがみついていた。 「コガネムシ」で思い出すのは、野口雨情の♪黄金虫は金持ちだ〜♪ではなく、五木寛之の『こがね虫たちの夜』の「こがね虫は、虫だ、金倉たてた、虫だ、なぜ虫だ、やっぱり、…

ミニトマト傷ざつくりと雨の中(あ)

今日は主要5科目の中間テストの日。本来なら第一学期の期末テストの時期だが、コロナで4月〜5月が臨時休校になったため、ここで中間テストをやり、期末テストを9月下旬に持っていくことにした。 我が学級は中間テストは実施しない。実施するのは期末テストだ…

山霧の消えてかなかな朝ぼらけ(あ)

カナカナカナカナ。 ヒグラシ(蜩)が鳴き始めた。哀愁を誘う声である。 「かなかなと鳴きまた人を悲します 倉田紘文」 この蜩、歳時記では「秋」の季語になる。夕暮れに鳴くから「ヒグラシ」の名がついたというが、私がもっぱら聞くのは明け方。 午前4時半ご…

新顔の納豆売りや梅雨明くる(あ)

田中宇氏のメルマガの記事(7/8付)を読んで考えさせられた。 徳島大学の大橋眞・名誉教授は、新型コロナウイルスをめぐるおかしな点を日本で最も大胆に指摘・公言している免疫生物学の専門家だと紹介する。この方は「世界が新型コロナウイルスを特定してい…

大雨の願の糸をスケッチす(あ)

作家の島田雅彦さんが、朝日新聞(ディジタル版)の「コロナ後の世界を語る」という連載記事で興味深いことを言っていた。 「コロナの巣ごもりによって、眠りの質が変わり、自分の無意識に触れる機会が増えたという人は多いかもしれません。もし、あなたが、こ…

底紅の散り窄んでや湯屋帰り(あ)

記録的大雨で熊本県を流れる球磨川が氾濫し、49人の犠牲者が出た。今なお11人の行方不明者がいるという。それらの方は今も泥まみれで、どこかで救助を待っているのだろうか。4年前の熊本地震に続く災害で、熊本に大学の悪友を持つ身としては心穏やかではない…

紫陽花の葉の広々と雨を受く(あ)

このところ、ホトトギスがずっと鳴き渡っている。 ホトトギスは、ウグイスの巣に卵を産み、ひなを育ててもらう習性があることで知られる。だから、ウグイスの棲息するところにはホトトギスもいることになる。今は、その両鳥が鳴き競って、家周辺はたいそう賑…

ままごとのシャベルの褪せて夏の草(あ)

メルマガに目を通していたら、note運営事務局から届いた記事が目に留まった。タイトルは、「アメリカの美大で学んだこと05『絵がうまい』より大切なこと」。 記事を書いたのは、Kenta Shimboさんという人。年齢は不詳だが、ホームページの自己紹介によると、…

青嵐手縫の糸の乱れたる(あ)

暦は7月に入った。例年なら、「早く来い来い夏休み」の気分だが、今年はコロナ禍で夏休みは8/8から。7月は目一杯授業を行うことになった。 私は、出勤した分だけ小遣いが入るが、授業を受ける子どもたちはたまったものではない。猛暑に耐えての授業になる。…

梔子の香や剃りたての頬撫でて(あ)

朝起きたら、腰に鈍痛が走った。おそらく体育で踊っているダンスの疲れから来る痛みと思われる。 今日の3校時の体育も電子黒板に映し出されるYouTubeの動画を見ながらのダンス。腰の痛みもあるし、今日はパスしようかなとも思ったが、音楽が流れたら自然に体…

寄合の家路とつぷり半夏生(あ)

今日は「半夏生」。「はんげしょう」と読む。 今日が半夏生だとは、日めくりカレンダーで知った。手元の「歳時記」(ディジタル版)によると、夏至から数えて11日目がそれだという。また、「この頃に降る雨を『半夏雨』(はんげあめ)と言い、大雨になることが多…

六月の己が臭ひに蒸せ返る(あ)

【今日の一枚】キッチンカウンターから見た六畳間。 コンロでミニトマトとホッケを焼いていたので、今日の晩酌はキッチンカウンターでグビッ。こんな部屋模様を眺めながら、今年も今日で早半年が過ぎたことをしみじみ思う。 こうして見ると、左奥の食器棚周…

甘夏の実の寄り合へる青さかな(あ)

6校時の「学級活動」で職業調べをやった。で、そのとき子どもに訊かれた。「先生は、子どもの頃何になるのが夢だった?」 私は、「大工か、漫画家になるのが夢だった」と答えた。「ふうん。じゃあ先生は、その頃の夢を捨てて先生になったの?」その質問には…

友送る雨や泰山木の花(あ)

昨夜はいつ寝たか覚えていない。気づいたら2階に寝ていた。 寝るときに窓という窓を全開にして寝たらしい。それで、私の枕元が、吹き込んだ雨でぐしょ濡れになっていた。慌てて窓を閉め、階下から雑巾を持ってきてひとまず拭いたのは午前3時頃だったか。濡れ…

短夜の雨に友来て酒酌めり(あ)

【今日の一枚】呑兵衛ランナーと一献。 今夕、横浜の呑兵衛ランナーが訪ねてきた。かつて横浜勤務時代、昼から10時間も呑み続けるという不滅の伝説を打ち立てた相棒である。コロナ禍による都道府県をまたぐ移動が全面解除されたことで、ようやく伊豆に来れた…

青柿や週末の夜は何もせず(あ)

西日本新聞コラム「春秋」に吉野弘さんの詩が載っていた。 日々を過ごす 日々を過(あやま)つ 二つは 一つことか 生きることは そのまま過ちであるかもしれない日々 この詩を引用し、同紙「こどもタイムズ」に掲載された小学6年の子の「おとなに聞いてほしい…

雨含み滋養こりこり青葡萄(あ)

ひょんなことからオドンガー大佐なるダンボールアーティストのことを知った。 本名をオダカマサキさんと言って、会社員として働きながらダンボール工作をしているという。 どんな作品を作っていらっしゃるのか気になって、Twitterを覗いてみたら、「えっ、こ…

余命とはこの瞬間と合歓の花(あ)

三島・大場の病院で定期検診。今日はさほど混んでおらず、順番が回ってくるまで10分とかからなかった。これが個人開業医院のいいところ。大学付属などの大きな病院だとそうはいかない。優に半日は時間を潰される覚悟をしなければいけない。 規模の大きな病院…

じゃがいものまろびころころ一輪車(あ)

1校時の「体育」は教室でダンスをやった。今日は「やせるダンス 地獄の19分」にチャレンジ。19分もダンスをしているんですよ。マスクをしたままではさすがに息苦しいが、息苦しいのはマスクのせいばかりでもない。歳ですよ、歳。寄る年波には勝てません。は…

天を這ふ凌霄の花爛爛と(あ)

塩谷歩波(えんやほなみ)さんが描くイラストが好きで、彼女のTwitterの読者になっている。それで、今日のつぶやきに添えられた写真を見て、彼女の使っているアプリが私が現在使っているのと同じ「Procreate」であることが判った。ただそれだけなのに、同じア…

孫も早小六なるや初なすび(あ)

一日中孫娘の世話。今回は、孫一人に私とカミさんの二馬力だから世話がとても楽だった。 孫娘の朝は早い。私が午前3時に床を出て、ホットココアを飲みながら「ディジタル画」を描き終え、パソコンの前に移ってブログの下書きを書いていると、二階から孫娘が…

南天の花散り敷くや雨の庭(あ)

夕方、カミさんの車で孫娘がやってきた。今回はお兄ちゃん抜き。お兄ちゃんは今年中2になり、明日早くに部活があるのだそうだ。部活に出るために伊豆に来ないことを選択した。 孫娘一人というのは初めてのパターンである。これまではどんな時も兄妹一緒だっ…

名を書いてマイボトルとしビールかな(あ)

「東洋経済オンライン」で作家の五木寛之さんが「コロナ後は三散がやってくる」と語っていた。<https://toyokeizai.net/articles/-/356431> 氏の言う「三散」とは何か。 「1つ目の「散」は「分散」です。今後、ありとあらゆる形で、一極集中から分散してい…

一つでも陽をたつぷりとミニトマト(あ)

【今日の一枚】今年初のミニトマト。 庭のプランターで育てているミニトマトが赤く熟しました。一個だけですけど。 過去ブログによると、プランターにミニトマトの苗を植えたのは5/2となっている。最初の赤い実が生るまで1ヶ月16日かかったわけだ。さあ、こ…

新じやがのえくぼに土の香を残し(あ)

このところ、ディジタルで描いた漫画を目にすることが多くなった。そういう手法はパソコンが一般に普及し始めた頃からあったのだろうが、今ではそれが主流になりつつあるような気がする。 それはやはり、描画アプリが廉価で手に入りやすくなったことと、なに…

塩飴を口に夏富士シルエット(あ)

1校時の体育はホームルーム教室でやった。 机椅子を後方へどかし、作ったスペースでエアロビクスダンスをやった。担任の先生が授業の前に、ダンスだから着替えなくてもいいでしょうと言ったが、甘かった。 YouTubeを見ながら、インストラクターの動きに合わ…

今日は富士よりも夕焼け見てゐたし(あ)

3校時の音楽は、先週に続いてYouTubeの動画を見ながらボディパーカッションを楽しんだ。 前回は手拍子だけだったが、今日は、腿、腹、肩を叩いてリズムを刻んだ。 「手のひらをたいように」の曲に合わせ、手拍子「♩♩♫♩」(トン、トン、トマト)、次は「トマト…