いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

引鴨や飛び立つばかり水しぶき(あ)

平塚で月例呑兵衛囲碁リーグ戦。先月は平塚の人が急遽入院することになって開催されなかった。今日はその快気祝いを兼ねたリーグ戦。それで、かつて平塚の人のお宅で毎年の新年会に集まっていた元同僚二人にも一緒にどうですかと声をかけた。二人はかつての…

里の春告げよ峠へ路線バス(あ)

今日2月23日は「富士山の日」。今日が「富士山の日」だとは給食に富士山を型どったゼリーが出るまで気づかなかった。「富士山の日」は9年前の平成21年に条例で、「富士山について学び考え、後世に引き継ぐことを期する日」と定められた。この日は県立高校は…

春寒やもうちょっと待て鉢の苗(あ)

今日の朝日新聞「天声人語」(有料会員ではないのでデジタル版は150字しか読めない)と毎日新聞「余禄」「社説」では、俳人・金子兜太さんの死を悼んでいた。それを読んで思ったことをいくつか。「死んでも命は別のところで生きている」(余禄)。金子兜太さ…

料峭や納税義務と知りつつも(あ)

体育の授業でクラスの子どもたちと一緒にサッカーをやる。サッカーといっても体育館でソフトバレーボール用のボールを使ったミニサッカーだが。一人風邪で欠席のため5人を2人と3人に分け、2人のチームに体育の先生が、3人のチームに私が入る。体育館は横にバ…

湯上がりの香もふつくらと梅の宿(あ)

【写真】鉢植えの梅。 一二三荘の玄関脇にある。鉢植えの梅もいいもんだなと思ってパシャっと一枚。撮りながら、これは鉢植えだけど盆栽に仕立てたら味わい深い梅になるのではないかと思った。やべ、今度は盆栽にハマりそうだぞ。で、家に帰ってネットに当た…

ふくよかに梅ヶ枝揺する鳥の影(あ)

今日まで担任の先生は出張で不在。4校時は美術だったが、時間になっても先生がやって来ない。どうしたのかなと職員室に確かめに行ったら席にいらっしゃらず、美術室に回ったらそこで普通学級の授業をされていた。急な時間割変更でもあったのだろうか。もしそ…

極彩の鳥舞ひ来るや梅まつり(あ)

【写真】舞楽「迦陵頻(かりょうびん)」。 午後3時過ぎに家を出て「大仁梅まつり」の会場に急いだ。梅まつりは3時半で終了ということになっていて、こりゃ間に合わないかなと思いながら、一二三荘へ行く途中にダメもとで寄ってみた。露店はあらかた片付けに…

野舞台の幕ふうわりと梅香る(あ)

今年も確定申告の時期がやって来た。確定申告は昨日16日から始まったが、今日になってようやく重い腰をあげた。昨年はマイナンバーの登録が遅れてパソコンでの申告ができず、やむなく藤沢税務署まで足を運んだ経緯がある。今年はマイナンバーカードも早々に…

山の岩肌も匂ふや梅満開(あ)

今日は学級担任の先生が出張で、一年部の先生方が教室に入れ替わり立ち替わりしていたが、顔を出すのは授業の始めと終わりだけで、実質は私がほとんど担任の代理をすることになった。普段は担任の先生の補助をし、子どもたちの学習を支援するのだが、担任代…

万葉の恋や馬酔木の咲き初むる(あ)

6校時の国語の授業で俳句を扱った。昨日、NPO法人「えーる」で見たこと感じたことを五七五にまとめよと課し、例えばこんな具合にと「作業所の笑みとこしへのバレンタイン」という作りたての私の句を板書した。子どもたちの反応は、ない。ぽかんとしている。…

作業所の笑みとこしへのバレンタイン(あ)

今日は一日校外学習。場所は、中伊豆ワイナリーへ行く途中にある特定非営利活動法人「えーる」。修善寺駅からバスで上和田橋バス停で降り、そこから歩いて10分ほど。 子どもたちは、そこで木製コースターを作り、プラ板アクセサリー作りを楽しんだ。楽しんだ…

子らの手本二枚四枚水温む(あ)

【写真】書写の手本を書くのに欠かせない2冊。 『五體字類』は、書をやる人なら座右に置かない人はない定番の字書。篆書、隷書、楷書、行書、草書の五体の字の見本が載っている。その見本を参照し、自分でアレンジしながら書写の手本を書く。『墨場必携』か…

梅一輪荒ぶる風の中を咲く(あ)

昨日、スーパーで看板氏に会った。これまでも夕餉の買い物で一緒になることは間々あったが、昨日はいつもと違った。私が焼酎を買おうとして酒類コーナーに姿を消したら、看板氏が私を追いかけるように近づいてきて「帰りにたくあんを持って行け」と言う。先…

パソコンに倦み湯屋までの夕霞(あ)

プロバイダーをSo-netからコミュファ光に変えた。今日はその開通工事に立会う。先月21日に飛び込み営業の人がやってきて、この地区は光ファイバーの提供エリアになったので、快適なインターネットサービスを安く提供できるようになったと触れ込む。最初はふ…

春愁や剥がれペンキの剥げ残る(あ)

絵を描いていたら、庭から声がかかった。見ると、作業服を着た人が窓の向こうに立っている。ははん、リフォーム会社だなと思いながら外に出ると、果たしてその通りだった。前にも一度声をかけてきた人のようだが、違う人かもしれない。「近くの家で足場を組…

春光や子ら長靴の畑土(あ)

2校時の「音楽」の時間に卒業式に歌う歌をYouTubeで聴いた。音楽の授業は担任の先生が行う。音楽の専任の先生は別にいるが、特支学級の音楽まで手が回らない。担任の先生の専門は理科だが、音楽もやれば社会(歴史)も、技術家庭も、一部の体育や数学も担当…

初午やずしりと山に雲赤く(あ)

【写真】初午の幟旗。 この幟旗が登場するのは二度目。前回は2016年2月10日に記事を書いている。あの時は修善寺に勤めていて、そこから歩いて帰る途中の、旭化成敷地入り口にある祠の幟旗を写真に収めた。今年も旭化成敷地には幟旗が立っているが、今回は別…

子の手より逃れんとして暴れ凧(あ)

今日は特支学級の小中学校交流会。交流会は午前9時半から始まった。参加した小学生は7名、引率3名。「はじめの言葉」を担当した子は、昨日の段階ではメモ用紙を読み上げていたが、今日は手にメモ用紙を持っていなかった。小学生が到着するまでに一所懸命練習…

桜東風体育の声きびきびと(あ)

明日は特支学級の小中交流会で、地元の小学生7名がやって来る。今日の1校時にその時に出すケーキを試作した。作ったのはバナナヨーグルトホットケーキとチーズヨーグルトホットケーキの2種類。これを2台の炊飯器で作る。炊飯器を使えば意外に簡単にホットケ…

耕せる子らの恵みや春近し(あ)

「先生、土曜日に広瀬神社のところをバイクで通ったでしょ」朝、教室に顔を出したら1人の子にいきなりそう言われた。広瀬神社とは、通勤路のちょうど真ん中にある神社である。土曜の夕方、囲碁を終えて帰るところを子どもたちに見られたらしい。私がバイクに…

立春や新しくまた知るひとつ(あ)

【写真】吉田松陰宿泊跡碑。 この碑は大仁郵便局の脇にある。水晶苑や一二三荘の行き帰りに通る道だが、これまでその存在を全く知らなかった。知ったのは、ひらい精肉店でもらった「大仁梅林散歩地図」を見て。 碑には「安政元年4月11日」と刻されている。安…

春近し庭の榾木の息遣ひ(あ)

【写真】3つ目の椎茸。 今シーズンの椎茸は2個で終了かと思ったら、ここへきて3個目が生えてきた。実は同じホダ木の裏側にもこれより一回り小さい4個目の椎茸が生えてきている。ほとんど収穫を期待しなかった椎茸だが、初挑戦の椎茸栽培に4つも生ってくれた…

昼までは天城の峰も春の雪(あ)

しまった。絵を描くのに夢中で、灯油巡回販売の人に連絡するのを忘れていた。あやめ湯から上がったところで気づいた。気づいたときはもう巡回販売がとうに終了している時刻。3缶目が終わりそうで、家の方に回ってくれるよう頼もうと思って頼み忘れた。巡回販…

屋号残る地を二月の川流る(あ)

校外学習で伊豆仁田にある特別支援学校(分校)まで子どもたちを引率。6名の子どもたちが二人ずつペアで1年から3年までの各教室に分かれ、そこで一緒に授業を受ける。各学年はそれぞれ1クラスしかなく、1校時は1年が数学、2年が国語、3年が学活(卒アル作成…

ふうわりと枝木の中を春満月(あ)

月に一度の定期検診。HbA1c値は前回より0.2ポイント下がったが、体重が2kgばかり増えた。最近、伊豆牛にハマって晩酌のつまみに肉類が増えてきているのが原因かも。でも、旨いんだよなあ。 【写真】皆既月食が始まる直前の月。 一二三荘からの帰り、薄曇りの…

いにしへの地図に日の射し寒明くる(あ)

【写真】昭和45年の大仁町の地図。 地理の授業で地元大仁町の勉強に入った。社会の先生は授業の最初に模造紙大の大きさの地図を教室のテーブルに広げ、子どもたちを呼んで自分の家がある場所を探してごらんと言った。私も一緒になって自分の家を探す。その地…

一月や定石効かぬ碁打ちたし(あ)

【写真】NHK杯囲碁トーナメント戦。 張栩九段(黒)対芝野虎丸七段(白)の対局の序盤。結果は白番・芝野虎丸七段の4目半勝ち。いつもは終局の盤面だけ写真に撮っておくのだが、この日(1/28)は昼食のパスタを茹でながら石を並べていて、茹で上がりをタイマ…

寒中に襷繋ぐや凛々と(あ)

第13回伊豆の国市駅伝大会の応援に狩野川土手へ向かう。駅伝大会のコースが今年から変わり、スタートとゴールが韮山時代劇場になった。去年までは狩野川の伊豆長岡側の土手を走っていて、そっちまでバイクで応援に出かけていたが、今年は手前の土手を走ると…

碁敵に勝つて厠も春近し(あ)

大仁囲碁大会に初参加。大仁囲碁大会といっても、メンバーは水晶苑に集ういつもの囲碁サロンのメンバーと一緒。 少しメリハリをつけようと毎月最終土曜に行なっている大会だが、去年6月17日にサロンデビューして以来、孫の世話だったり平塚呑兵衛囲碁リーグ…

麦を踏む子らや歩幅を違へつつ(あ)

午前中、クラスの子を連れて浮橋へ麦踏み体験に出かけた。浮橋は伊豆の国市の田中山と伊豆スカイラインの通る半島の尾根とに挟まれた盆地で、ここで小麦を栽培している。先週行われた「パン祖のパン祭」の高校生パンコンテストに「伊豆の国産全粒小麦部門」…