いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

幼子の手は大椎茸の傘の中(あ)

先週に引き続き、今週も孫がやって来た。これでまたもや水晶苑の囲碁サロンに行けず。孫が伊豆へ来るのは、これまで隔週のパターンだったが、いよいよこれから毎週になるか。唯一のくつろぎだった至福の土日が毎週孫によって奪われるとなれば、これは由々し…

冬来ればいよよ朱の濃き手本の書(あ)

【写真】書写のお手本。 書写のお手本は、子どもたちの学習支援の合間にせっせと書きためている。今では家で持つ筆はすっかり絵筆になってしまったが、書写の授業を頼まれて以来、こうして書の筆を持つ機会が得られたことをありがたく思う。お手本を書く半紙…

目の白き鳥の啄む熟柿かな(あ)

今のところで来年も非常勤職員をやるかどうか、まだ迷っている。そんな中で今日、図書室で京都・奈良の調べ学習をした。現在2年生の子が3年になって行く修学旅行で見て回るコースを特支学級全員で考えるのである。その調べ学習が遅々として進まないことに業…

晩秋の川を海まで笹の舟(あ)

昨日、畑作業の手伝いに行こうとしたら校長に呼び止められ、角形A4の封筒を渡された。封筒の中には「平成30年度に係る非常勤職員等継続任用調書兼申込書」が入っていた。それを見せて校長が、「来年も引き続きお願いできたらありがたい」と言う。ほら来た、…

山茶花の日陰に咲ける白と桃(あ)

昨日の夕方、中学校の連絡網からメールが届いた。「本日16:00ごろ、区内で猪が出没したという情報が寄せられました。(略)」朝、学級担任の先生とそのことを話題にしていたら、情報を寄せたのはALTの先生だと聞かされた。てっきり地域の住民からの情報だと…

母偲ぶ三日三晩のきのこ汁(あ)

【写真】きのこ汁。 孫が来た先週土曜、晩御飯にきのこ汁をこしらえた。庭で採れたジャンボ椎茸をカミさんに見せたら、これで子どもたちにきのこ汁を食べさせればいいと言い、仕事に出かける前に材料を買い出ししておいてくれた。カミさんは、ジャンボ椎茸一…

家守やうすらとぼけて柚子の顔(あ)

【写真】孫に落書きされた庭の柚子。 柚子の落書きは、孫が前回来た時にやられた。今回は、その落書きがまだ残っていたことにご満悦で、「虹」という覚えたての歌を歌いながら庭でダンスをしていた。 我が家は、内も外も孫の落書きだらけである。 【水墨画】…