いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

トマト植う訪ふ顔を浮かべつつ(あ)

この3月で辞めた放課後児童教室から電話があった。
電話があったのはバイクを走らせている最中で、修善寺のホームセンターに着いてから気づいた。
たぶん夏休みの日々雇いの件だなと思って折り返し電話をしたら、果たしてそうだった。電話に出た人は、昨年シフトを組む係をしていた人だった。5月も半ばに入り、夏休みのシフトを考える時期になったことで私に打診してきたらしい。来年はもうこの仕事を降りたいと言っていたけど、引き継ぐ人がいなかったのだろう。やっぱり今年もシフト係をしているみたい。
その人は私に、小学校の夏休みに日々雇いとして来てくれないかと言った。どうせプー太郎だしやれなくはないが、即答はしかねるので少し考えさせてくださいと返したら、6月の連絡会で市の教育課に伝えなくてはいけないので今月末までにお返事をいただければ助かります、良いお返事を待っています、と言って電話を切った。その時電話口に、男の子の声で私の名を言うのがかすかに聞こえた。仕事を辞めてからまだ1ヶ月半しか経っていないのに、その呼び方が妙に懐かしく感じられた。
やはり来たか。3月31日のお別れの挨拶の時に、夏休みは日々雇いとしてぜひ来てくださいと言われてはいたのだが、それは半ば社交辞令だと受け止めていた。本当に来てしまいましたか。
やれなくはないが少し考えさせてくれと返事したのは、8月に旅行の予定が入っていたからなのだが、それでなくても「来てくれ」と言われ「はい、行きます」と即答するのでは、声がかかるのを待っていたふうに相手に受け止められかねないという思いも働いた。
が、日々雇いの希望をどの程度考慮してくれるか分からないけれど、旅行の件がクリアできたら引き受けてもいいかなと思っている。1ヶ月の稼ぎは高が知れているが、少しは旅行代金の足しになるでしょう。
またしても女性専用車両に乗り込むような居心地の悪さを感じることになるかもしれないが、まあ1ヶ月限りだからそれも辛抱できるでしょう。それよりも、電話口に聞こえた男の子の声が「また一緒に遊ぼ」と言ってくれたような気がして、それが何だか嬉しかったんです。

【写真】ミニ菜園の隣に置いたプランター

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プランターには修善寺のホームセンターで買って来たミニトマトの苗を2株ずつ植えた。合計8株。赤と黄のアイコを4株ずつ買ったつもりだったが、レジで黄の方は70円だと聞いてアイコと違うやつを買ったと気づいた。アイコは198円。
レシートには「イエローピ」と打ってある。初めて聞く名だ。でも、土を新しいのにすれば連作障害は起きないから、まあいいかとそのままレジを通った。アイコがフルーツみたいに甘いのは知っているが、イエローピは甘いかどうか知らない。
苗をプランターに2株並べてみたら間隔が狭かった。最初は、間隔を自在に変えられるように、丸型の鉢に1株ずつ植えることを考えていたのだが、ケチってプランターにしたのがいけなかった。でもバイクで運べる大きさで言えば、これが最大の大きさだったんだよなあ。
とりあえず今日のところはミニ菜園の隣に置いたが、これを2階デッキに持っていくことも考えている。水遣りは少し手間になるが、抜群の日当たりを考えれば、デッキの方が育てる条件としてはいいかもしれない。

【水晶苑】15:21〜16:17(3→2人)

【タイムラプス】5月11日(木)5:55〜8:15の伊豆長岡の空。34秒。

【歩数】4,137歩。

絹莢の天麩羅からり余生軽し(あ)

【写真】絹さやの天ぷらがメインの晩酌。

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野菜の天ぷらを揚げようと思って、トマトの苗を見に行ったついでに絹さやを一袋(150円)買って来た。ミニトマトは、この量で200円。ほうれん草の胡麻和えもあるが、こちらは、あやめ湯の帰りに寄ったスーパーの惣菜コーナーで買った(半額)もので、私が作ったものではない。
絹さやの天ぷらの上に載ってる白いのは何? これ、魚肉ソーセージ。使用している油が今日の揚げ物で5回目となり、今日の天ぷらが終わったら油を固めて捨てようと思っていた。で、絹さやの他に揚げ納めとして何か揚げようと冷蔵庫を覗いたら魚肉ソーセージがあった。
学童の仕事をしていた時はおやつを食べなければいけないことを頭に置き、昼食を食べ過ぎないように注意して魚肉ソーセージとリンゴで済ませたりした。その習慣が残って今でもたまに魚肉ソーセージを4本1束で買って晩酌につまんだりしている。
魚肉ソーセージを天ぷらにしてみて、うん、これはなかなかイケますよ、である。考えてみれば竹輪の天ぷらは広く普及しているのに魚肉ソーセージがそうでないのは釣り合いが取れない。実際に天ぷらに揚げて、もしかして竹輪の上をいく旨さではないかと感じた。揚げたてだからそう感じたのかもしれませんが……。
いいですねえ、電気フライヤー。次はそうだな、ナスの天ぷらと行きましょうか。おっ、ナスか、今年はミニ菜園にナスを植えてみるか。

【淡彩画】天守閣全容(No.77)

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ポイントは「細部は気にせず、天守や櫓などの大きさや位置関係など、全体の様子を最優先して描く」こと。
この絵も二日がかり。昨日鉛筆で下描きをし、今日色を塗って仕上げる。時間はたっぷりあるし、まあそんな感じでのんびり描いています。
手本には「細部は気にせず」とあるが、模写しながら、結構細かいよなと思う。これで細部を気にしたらどんな絵になるんだろう。きっと「写真のような」絵になってしまうんだろうな。
薄曇りの空は、最初に空全体を水で湿らしてから薄い青を塗り、青と塗り残しの白の境目を綿棒で拭き取って雲の形を整え、それで一部の雲の下にグレー系の色で影をつけた。
まだまだ勉強の途上だけど、こうして一つずつコツをつかんでいくのが楽しい。

【あやめ湯】18:16〜18:49(3→2人)
マイ桶氏と一緒になるのは久しぶり。水晶苑に通い出してから、あやめ湯へ行く機会は半分になった。
私「ミニトマトの苗を買いに大仁の『まごころ市場』に行ったら売り切れてました」
マイ桶氏「そうだら、もうないら」
私「ホームセンターにはまだありましたけど、トマトは連作障害があるから接木苗じゃないとダメなんですよね、ホームセンターの接木苗って結構高いんですよ」
マイ桶氏「あ、そう、うちはホームセンターでくたびれたやつを買って来て鉢に植えてるけどね、鉢植えなら平気だら」
私「なるほど、鉢なら植える時に土を新しいのにするから連作障害はないですね、私も今年は鉢植えにしてみようかな、神奈川と伊豆を行ったり来たりしなくて済むようになって毎日水遣りもできるし」
いいヒントをもらった。鉢植えにすればいいんだ。そうすれば接木苗でなく普通の苗でも平気だ。

【タイムラプス】5月10日(水)6:52〜9:13の韮山方面の雨空。35秒。

【歩数】3,603歩。

小満や古きメニューの定食屋(あ)

【写真】食堂「タカ」。

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大仁駅から徒歩2分の、旧下田街道へ出る道沿いにある。
先日、田京のスーパーで買い物をしたら、入口脇に大仁の観光スポットや食事処を紹介した手作りマップが置いてあった。マップを作った人は同店の従業員の方という。
面白そうなので一枚もらって家に帰って改めて見たら、これが手作り感満載でなかなかの力作。すべて自分一人で歩いて確かめたことが分かるコメントが手書きで書かれ、なんとも言えない温もりが伝わってくる。
そのマップにこの食堂が紹介され、人気メニューは「ハンバーグ定食」とあった。ハンバーグが人気メニューなら洋風でおしゃれな店なのかと想像し、ともかく一度出かけて確かめてみようと思って今日行ってみた。
店はすぐに分かった。想像していたおしゃれな店構えではなかった。どちらかといったら、時代に取り残された町の定食屋さんといった佇まい。でも、それこそが私の好み。陽が燦々と差し込むガラス張りの明るい洋風よりも、陰翳礼讃ではないが、こういう雰囲気の方が私の性に合っている。
店の前に自転車が1台駐まっていた。お客さんのだろうかお店のだろうかと見ながら、さてバイクをどこに駐めようかと場所を探したが、店の前にも横にもどこにもない。裏にあるのかなと思ってそっちへ回ったが、それらしい駐車場は見当たらない。駅のロータリー横に駐輪場を見つけたが、自転車の盗難に遭ってから駅の駐輪場にはいい印象がない。それにプレートは他県のナンバーだから、それだけでいたずらされることは十分考えられる。
それで結局、先に水晶苑まで行ってバイクを駐め、そこから歩いて店まで戻ることにした。水晶苑から店までは歩いて10分ほど。
暖簾をくぐって店に入ろうとして、一瞬ためらった。店の中が暗いのである。本当にやっているのかと不安に思いながら戸を開けると、店の奥に帽子を被ってテレビを見ているおばあさんがいた。「あのう、いいですか?」と尋ねると、そのおばあさんは「どうぞ、いらっしゃい」と言って立ち上がった。テーブルは全部で4卓あって、そのうちの3卓は大相撲の枡席のように仕切られ、残り1卓は2畳ほどの座敷になっている。
入口にいちばん近いテーブルに座ってメニュー表を探したが見つからない。キョロキョロしていると、お茶を運んできたおばあさんが、メニューはこっちの壁に貼ってあると言って、真ん中のテーブルの壁を指した。
「本日の定食」でいいかと思ったが、「カツカレー600円」も捨てがたいと思い直してカツカレーを注文。そうしたら「ない」とあっさり言われ、では本日の定食を、と改めて注文した。壁に貼られた紙の色が明らかに古いグループの中に人気メニューの「ハンバーグ定食600円」が見え、うわ、安い、それ以外のどれもこれも(実際に全部出す準備ができているかどうかは別にして)、今どきそんな値段でやっていけるのかと心配するくらい安くて驚いた。

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お店は午後2時までだという。駐車場のことを訊いたら「うちに来るのは近くにお勤めの方が多いから、駐車場を借りるつもりはないんですよ」とのこと。駅の向こう側には東芝の工場があって、近くにお勤めの方というのはおそらくそこの従業員さんたちのことを言っているのだろう。なるほど、それで社員食堂並みの値段なんですね。
いい店を見つけました。水晶苑へ行く途中の昼食場所に加えることにします。

【水晶苑】13:50〜15:29(4→1人)

【タイムラプス】5月9日(火)6:20〜8:22の伊豆長岡の空。30秒。

【歩数】4,922歩。

木の股も真夏日や虫蠢ける(あ)

昼前にミニトマトの苗を買いに「まごころ市場」に行く。
市場には大玉トマトの苗はあったが、ミニトマトの苗はなかった。昨日は萎れたのが4株残っていたが、今日はそれもなかった。売れたか生産者が引き取ったか。
店の人に、「ミニトマトの苗は売り切れてしまいましたか?」と訊いたら、「そこにあるだけですねえ」とのこと。私の訊き方が間違っていた。今後はもう入荷する予定はないですか? と訊くべきだった。
仕方がない、ホームセンターの苗で我慢するかと思って、帰りに田京のホームセンターに立ち寄る。こちらにはまだたくさんあった。しかし市場のと比べて値段がだいぶ割高で、丈夫な感じもあまりしない。どうしよう、今年はミニトマトを諦めて大玉トマトにしてみるか。それともトマトをやめてキュウリにしようか。思いはまとまらず、結局、苗を買うのは後日に見送った。
ホームセンターでは苦土石灰と害虫駆除のスプレーを買う。苦土石灰は明日ミニ菜園を耕した後に撒く予定。スプレーはプラムの幹の股に巣食った謎の虫を駆除するためで、こっちは早速噴霧してみた。

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プラムの木に虫を発見したのは2週間ほど前。その時は1〜2センチほどのかわいい大きさだったが、この2週間であれよという間に3倍ほどの大きさに成長した。何を栄養にしてこんなに大きくなったんだろうと不思議だが、それよりもだんだん見るだけで気持ち悪くなり、『奇跡のリンゴ』じゃないけれど、そのうち葉っぱを食い尽くすのではないかと心配になって、申し訳ないが駆除させてもらうことにした。
果たして効き目があるかどうか半信半疑ながら噴霧を続けると、虫はもごもご動き出し、上の枝へ下の枝へと移動を始めた。噴霧されたと同時にポトリと落下するイメージでいたら違った。やはりこのスプレーでは効かなかったかと諦めかけた時、噴霧から避難した虫が枝からポトリ、またポトリと落ち出した。ようやく麻酔が効き始めたといった感じで。でもそれが即ご臨終を意味するかどうかは分からない。けれど、とりあえず目の前からグロテスクな姿が消えただけでも、今日のところは良しとすることにした。

【写真】ザルを入れたフライヤー。

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最初、バーベキュー用の金網を折り曲げて箱を作ればいいと思って100円ショップに行ったら、ちょうど手頃なサイズのステンレス角ザルを見つけた。これだったらザルを持ち上げる取っ手をつけるだけでフライドポテトをすくえると思い、金網をやめてこっちを購入。
家に帰って早速フライヤーにあてがってみたら、むむ残念、縁がほんの少し引っかかって油まで届かない。それで、縁の枠をペンチですっぽり取り外した。さすがは100円ショップ、この手の変形は簡単にできてしまう。
露わになった網の先端が指にチクチク刺さるので、ぐるり一周ペンチで折り曲げて潰した。これも造作無い。
角ザルの4隅に二重リング(角ザルと一緒に買ってきた)を噛ませ、そこに16番の太さの針金を通して取っ手に仕立てて完成。
晩酌の時、ザルのでき具合を、実際にフライドポテトを揚げて試してみた。おお、いい具合じゃんマクドナルドじゃん、と悦に入ったが、考えてみればこのザル、揚がったポテトを一度にごっそりすくえるのは便利なのだが、一人で食う分には別に一度にすくえなくてもちっとも構わないんですね。天かすをすくう普通の網でよかったわけです。これも100円ショップで売ってるし。というわけで今日は(今日も?)余計なものを作ってしまいました。

【水晶苑】14:31〜16:04
看板氏に会えるかとラウンジで午後4時まで待ったが会えず。2階の囲碁サロンも覗かず。

【タイムラプス】5月8日(月)6:16〜8:23の伊豆長岡の空。37秒。

【歩数】2,423歩。

朝顔を蒔くや窓辺に人恋し(あ)

引越荷物もほぼ片付いたところで、『ビッグヒストリー』(明石書店)をもう一度最初から読み返そうと思った。
それで図書館へ行ったら、あいにく貸出中。今年1月に図書館に購入をお願いし、返却日までに読み切れなかった。続けて借りようとしたら予約が入っていますと言われ、まあいいか落ち着いてから読み返そうと思っていたら、もう5月になっていた。
予約が入っていると言われたのが2月19日。以来ずっと貸出中だった、かどうかは分からない。一度の貸出期間中に読み切れる内容でもないと思うから、これまで同じ人が延々借り続けていることも考えられる。予約を入れておけば貸出延長をストップできるが、今借りている人もおそらく予約を入れ直すだろう。となると、互いに2週間おきに読みつなぐことになるか。
是非とも読みたい読まなければいけないというほどの強い気持ちはないけれど、読めば歴史の見方が変わりそうな気がして、その期待感をずっと引きずっていることは確かです。
目当ての本は借りられなかったが、せっかく図書館へ行ったのだからと、雑誌コーナーから「月刊囲碁ワールド」(2016年1月号と2月号)を借りてきた。これで少し囲碁の打ち方を勉強して、大仁・水晶苑の囲碁仲間に加えてもらおうという魂胆。雑誌を手に取ると2冊とも表紙がだいぶくたびれていて、数多くの人が手に取った跡がうかがえる。今年の1月号と2月号は本箱にはなく貸出中のようだったので、やむなく一年前のものにした。一年前だって囲碁の勉強にはちっとも困らない。もしかしたら水晶苑の囲碁仲間の方々もこの図書館から借りていたのかと想像し、少しお近づきになれたような気がした。

【写真】庭に並んだ「いいちこ」の鉢。

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大仁の「まごころ市場」から土を一袋(360円)買ってきて「いいちこ」のパックに詰めた。土だと思っていたら袋には「肥料」と書かれてあった。これに朝顔のタネを指で押して埋める。
ミニ菜園の土と混ぜれば良かったかな。せっかくだから半分は土をさらっと上に乗せて、もう半分はそのままにしておいて、それで朝顔の芽の出具合を見てみましょうか。
ミニトマトの接木苗の方は4株しか残ってなかった。しかも萎れて元気がない。市場に行ったのが午後2時近くだったから、午前中にあらかた売れてしまったのかもしれない。明日の午前にもう一度行ってみるか。

【淡彩画】三重塔(No.76)

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ポイントは「倒れかけている塔にならないように、頻繁に見比べながら描く」こと。
これも下描きにたっぷり時間がかかった。「頻繁に見比べながら」は、私の場合まだ模写段階なので「(手本を)見比べながら」となる。で、軒下の木組みの部分がどうなっているのか、手本を見てもよく分からなかった。見えるとすれば何となくこんな感じだろう、という感覚で描いた。実景を見たらまた違った見え方になったかもしれない。それは、外へ出てスケッチするようになってからの宿題としておこう。
石垣下の紅葉の幹は、葉を描いた後に白墨液で描いた。最初、幹を白く塗り残そうとしたが、途中で、そんなのとても無理と悟ってやめた。マスキングインクを塗っておくという手も考えられたが、結果的に白墨液のほうが描きたいと意図した絵になった。

【あやめ湯】18:57〜19:22(1→2人)

【タイムラプス】5月7日(日)6:22〜8:51の伊豆長岡の空。37秒。

【歩数】1,964歩。

アイリスの花弁ゆるゆる坂上る(あ)

孫が伊豆へ来て3日目である。
孫が起きてくる前になんとかブログを仕上げたいと思うが、つい寝過ごしてしまう。孫の世話で見えないところに疲労が溜まっているのかな。4時に起きられない。
昨日の夜遅く伊豆へ来たカミさんは、朝食の支度をするのに、昨日の残りのカレーを温め、お湯を沸かそうとした。それで新しいコンロにチャッカマンで火をつけて一言、「何このコンロ、使いづらい。普通の二口コンロでよかったのに……」。
言うと思った。お前だって業務用コンロに賛成したんじゃなかったのかい? と言おうとしたがやめた。私の方も二重ガスコンロにしないで一重ガスコンロに火力をケチった後ろめたさがある。ただ、ガスの元栓はもう一口あるから、追加でもう一台置こうと思えば置ける。それはまあ、カミさんが伊豆へ来る来年に考えるとしよう。
いいちこ」の1.8L詰パックをカッターで舟の形に切って、それに土を入れて朝顔を育てようと思った。溜め込んだ「いいちこ」パックは15本。これを軒下にずらり並べて朝顔のカーテンを作ろうとしている。去年は留守中に水遣りができなかったが、今年は留守の日がないから毎日できる。
それでカミさんが来たら、それに入れる土を「まごころ市場」で買って運んでもらおうと思っていた。そこで売られている土は田中山の農家で使用している肥料が混ざったもので、そこでしか手に入らない。土を買いたいんだけどと言ったら、昼ご飯の材料を買いに行きたいんだけどと断られた。ビールも買わなくちゃと言うから、それならと土をすんなり引っ込めた。
朝顔もそうだけど、ミニ菜園にそろそろミニトマトを植える準備もしなければいけない。トマトは連作障害があるので、多少割高でも接木苗を植える必要がある。夏、毎朝もぎたてのミニトマトを食べたいとなれば致し方がない。明日、「まごころ市場」を覗いてみるか。
昼、ご飯が炊けるまで、冷凍のフライドポテト(一昨日の余り)を孫に揚げてやる。カミさんは電気フライヤーについては何も言わなかった。でも、この場合、何も言わなかったということが電気フライヤーを評価した証左になるわけだな。
業務用ガスコンロでは天ぷら料理ができないと知り、慌てて電気フライヤーを買ったことが結果として良かったことになる。実際使ってみて、こりゃ便利だと思った。
第一、温度調節が簡単にできる。揚げ物に合わせて温度を160℃〜200℃まで設定できて、温度が上がりすぎたり下がりすぎたりしない。
第二、思った以上にカラッと揚がってしなっとしない。これならマクドナルドのポテトと遜色ないと感じた。
第三、火を使わないから揚げ油に引火する心配がない。ちょっとくらい目を離しても平気。
第四、テーブルに置けるから、ご飯と一緒に熱々の揚げたてを食べることができる。
これまで私の手料理に天ぷらというレパートリーはなかった。一人だと天ぷらを揚げる気がまるで起きない。油の処理が面倒だし、作る量が大抵一人では食い切れない量になる。それが、電気フライヤーなら注いだ油をそのまま残して4、5回は使えそうだし、衣をつけた具だって冷蔵庫に仕舞っておけば食べたい量だけ取り出して揚げられる。
なんか、いいよ、これ。病みつきになりそう。

【写真】ブランコ公園の向かいの道端に咲くアイリス。

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最初はアヤメだと思ったが違った。案内の札に「アイリスの花」とある。市のシルバー人材センターの方が手入れをしている花壇で、夏はここにひまわりの花が並ぶ。

【歩数】3,806歩。

一日を孫に遊ばれ菖蒲の日(あ)

今日は私一人で孫二人の面倒を見なければいけないという恐怖の日。
朝6時過ぎにママが車で小田原の仕事に出かけた。本当は5時に出る予定だったが、9時に小田原に着けばいいと聞いて、では朝食を摂ってからでも間に合うだろうとママに朝食を作ってやった。その頃には早起きの孫娘はもちろん、お兄ちゃんも既に起きていた。
長い長い一日の始まりである。カミさんは一昨日、仕事が終わってから伊豆へ向かうと夜9時過ぎになると連絡をよこした。つまりはカミさんが到着するまで、孫たちに朝ごはんを食べさせ、昼ごはんを食べさせ、お風呂に入れて晩ご飯を食べさせ、布団を敷いて寝かせるまで、すべて一人でやるということだ。もちろん、合間の時間をべったり濃厚に孫と過ごすわけで、これはたまらん勘弁してくれ、の一日なのである。
近くに住んでいるんだから孫の世話を向こうの親に頼めばいいのに、とカミさんはぶつくさ言うが、その実、孫の世話をするのは満更でもないらしい。ただ自分の仕事を休んでまで世話をする気はなく、お父さん(私のこと)はどうせ仕事してないんだからお父さんが面倒を見てやってよと私に振るのである。ああ私も仕事をしていたら、仕事だからダメと断れるのになあ。
朝食を済ませ、ブランコ公園まで散歩に連れ出す。公園までの道は孫たちの勝手知ったる道だから、私に構わずどんどん先へ先へと歩いていく。私との間隔を意識的に広げようと近道の階段も走って降りるからこっちはヒヤヒヤする。階段を降り切ったところが大きな道路で、車もそれなりのスピードを出して往来するのだが、階段を走って降りた勢いでその道へ飛び出された日にゃ肝を冷やすどころではない。凍りついてしまう。「走るな」と注意して注意を聞くような玉じゃない。
公園で二人はしばらくブランコを漕いでいた。漕ぐのに飽きてくるのを待っていたが、なかなかやめない。特にお兄ちゃんはずっと漕いでいる。孫娘が時折滑り台を滑り、鉄棒で逆上がりをして見せても、黙々と漕ぎ続けている。

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コンビニへ行ってアイスを食べようと誘って、ようやくブランコから離れた。で、コンビニに着くと、孫娘がお腹が痛いと言ってトイレに駆け込む。間一髪セーフだったが、これがおいそれと出て来やしない。だんだんお兄ちゃんが痺れを切らす。
そうこうするうちに孫娘がトイレから出てきた。お腹が痛いのではアイスはダメだねお菓子にしようと言ってお菓子を選ばせるが、お兄ちゃんはすぐに選んだのに孫娘の方はなかなか決まらない。それでまたお兄ちゃんがイライラを募らせる。
坂道をゆっくりゆっくり時間をかけて家に戻る。孫娘がおんぶをねだってくるかと思って、言ってきたらおんぶする覚悟でいたら言ってこなかった。少しは我慢強い子になったかなと、その成長ぶりを喜ぶ。
昼食後、さて何をして過ごそうかと思案しているところへお兄ちゃんが「パチンコを作りたい」と提案した。パチンコと聞いて、最初、釘の間を球が落ちるやつを連想したが、そのうちゴムパチンコのことと知り、庭木にY字型の枝を探した。そうしたらこれがうまい具合にあったんですねえ。だいぶ前に枇杷の剪定をした時にバッサバッサと鋸で切り落とした枝が、隣家のコンクリート壁に立てかけてあったんです。ゴムもまたちょうどよく、先日10個1束のハンガーを買った時に束ねていたゴムを捨てないで残してあった。まさか、それらを見てパチンコ作りたいと言ったんじゃないよね、お兄ちゃん。だとしたらすごいぞ。

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パチンコ作りの後は、孫娘が外でスケッチしたいと言い出した。お兄ちゃんもそれに乗る。私のハガキ絵に触発されたみたい。で、二人にそれぞれスケッチブックを持たせると、二人は近所のサツキの垣根の前に座ってスケッチを始めた。そのサツキの垣根に絵心をそそられたのだろう。私も描いてみたいぞと思わせる、それはそれは見事なサツキでした。

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晩ご飯はカレーライス。孫娘が作りたいと言い出した。帰りはタクシーに乗ると条件を出し、田京のスーパーまで孫を連れて買い出しに出かける。具材を買い揃え、さてタクシーに乗ろうとしたが目当ての駅前のタクシーはすべて出払っていた。そのうち戻るだろうとベンチで待ったが、しばらく経っても一台も戻って来ない。歩いた方が早いなと孫を立たせ、歩いて家に戻る。孫娘は歩きたくないふうでヨタヨタしていたが、結局最後まで歩き通した。すごいぞ偉いなあと、またしても成長ぶりを喜ぶ。
具材の玉ねぎ、ジャガイモ、パプリカ(人参の代わり)は孫娘が包丁で切った。肉は私が炒めた。入れた水が多すぎてスープカレーみたいになり、ルーはバーモントカレー甘口(孫娘が選んだ)だったけど、バーベキューのカレーみたいで旨かったよ。ごちそうさま。
カミさんは夜9時半近くになって到着。孫二人は既に深い眠りに就いていた。そうだね、今日はいっぱい歩いたものね。お疲れさま。いい夢を見るんだよ。

【歩数】14,610歩。(今月の記録)