いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

立ち枯れの木の隙間より冬日向(あ)

午前中、一週間分の洗濯物をしながら、掃除機をかけた。掃除機をかけるのは久しぶりだ。 掃除機を動かしながら、チラチラ外の様子を気にしていた。この休みに遊びに行くからと予告していた子が来るかもしれないと構えていたが、結局昼を過ぎても来なかった。…

片付かぬままごとの具や暮早し(あ)

最近、手書きの良さが見直されているそうだ。昨日(11/26)の福島民友新聞コラム「編集日記」で知った。 夏目漱石は筆まめで知られ、残っている手紙だけでも2,500余に上るという。漱石と同じ慶応3年生まれの親友正岡子規は、愛弟子の河東碧梧桐が天然痘で入院…

初時雨花壇の花の色燃ゆる(あ)

漫画家・矢口高雄さんが亡くなった。享年81。 「釣りキチ三平」の生みの親だ。私は、どちらかといえばあまり熱心な読者ではなかったが、日帰り温泉を楽しむ一二三荘の玄関に飾ってある色紙を見てから、俄然親近感を抱き始めた。今から5年以上前の話。その頃…

医者からの坂上りきり枇杷の花(あ)

三島・大場の病院で定期検診。血圧は抑えられていたものの、血糖値とHbA1cはあまりよろしくなかった。血糖値が高かったのは、給食に出たカレーライスの影響があったのかもしれない。看護師さんもそうおっしゃって慰めてくれた。 問題は、HbA1c値。これが前回…

短日や鏡に映る亡父の顔(あ)

先週末、実姉から父の十七回忌との連絡があり、連休明けの今日、香典を現金書留で郵便局から送った。送り先は青森の実兄。そこに父母の位牌がある。 青森の実家が解体されるときに、仏壇を兄の家に移した。兄の家は青森市街の住宅地にあり、父母が眠る先祖代…

ランタンの上に闇ありもがり笛(あ)

孫どもは午前11時前にカミさんの車で小田原へ帰っていった。帰り際、冬休みになったらまた来るようなことを言っていたが、カミさんは箱根峠の凍結を案じて車を出したがらない。スタッドレスタイヤに履き替えればどうということはないはずだが、たかが伊豆へ…

干し柿や孫爪先に背伸びして(あ)

昨日の夜8時ごろ、孫がやってきた。カミさんは暗くなる前に着きたいと言っていたが、お兄ちゃんが支度にてこずって出発が遅れたのと(ゲームに夢中だったらしい)、途中の道が混んで、結局真っ暗な箱根を運転してきたと、着いて早々ぼやいた。 そして今日、孫…